RSアセットマネジメント株式会社の再生可能エネルギーの導入実績を調査してみた!

RSアセットマネジメント株式会社は、有害物質を発生させない再生可能エネルギーを活用した電力の供給を行っている地球にエコな会社です。
再生可能エネルギーというと皆さんはどのような発電方法を思い浮かべるでしょうか?
メジャーとなりつつある太陽光発電を思い浮かべる方が多いでしょう。
RSアセットマネジメント株式会社では、太陽光発電の他にも、水力発電や風力発電、バイオマス発電、地熱発電を行っています。
そこで今回は、RSアセットマネジメントの実績について調査してみました。

RSアセットマネジメント株式会社の会社概要

2013年3月に設立したばかりの新しい会社です。
有害物質を発生させない再生可能エネルギーでの電力供給を目指して設立されました。
太陽光発電などの再生可能エネルギーを中心としたアレンジメント事業やインベストメント事業などを主な事業としています。

RSアセットマネジメント株式会社で行っている5つの発電

太陽光発電

太陽光発電は再生可能エネルギーの中でも最もメジャーで、近年では住宅にソーラーパネルを設置したZEH仕様の住宅も増えています。
太陽光は、基本的には国や地域での制限はありません。
発電が自動でできることからも導入しやすい方法ですが、曇りや雨・雪が多い地域では発電効率が下がってしまうのがデメリットとされています。
しかし、RSアセットマネジメント株式会社では、その地域や土地によって最適な太陽光発電設備を施工し、安定した電力供給を生み出しているため安心して投資に参加できます。

バイオマス発電

バイオマス発電は、カーボンニュートラルという考えを基に環境にやさしい発電ができる方法として近年期待されている発電方法です。
カーボンニュートラルとは、バイオマスが資源になる最中にCO2を吸収して成長をするため、結果的にCO2の排出量がトントンになるという思想です。
世界中の生ごみや家畜の排出物を資源として有効活用することで、環境の改善を行いながらも有限な資源を効率良く循環させることができます。
RSアセットマネジメント株式会社では、安定したバイオマスの燃料を確保するために、東南アジアの企業と事業を展開しています。

風力発電

風の力で発電をする方法で、時間帯に関係なく発電することができるため、効率よく電気エネルギーにすることが可能です。
また、発電コストが低めで、工期が短いことも風力発電の特徴となっています。
風力発電で多く発電させるためには、風の多い場所に風車を設置しなければいけません。
風況調査といったシミュレーションで解析を行う必要があります。
風は、決して枯渇しない再生可能エネルギーです。
そのため、発電システムを充実させて市場が拡大していくことが考えられています。

水力発電

水力発電は、二酸化炭素などの有害物質を発生させない再生可能エネルギーとして昔から利用されています。
最近では、1,000kw以下の中小規模の河川、農業水路などでの水力発電の利用が検討されています。
水力発電がされていない河川を活用できれば、環境保全や環境の改善にもつながるのです。
太陽光発電に比べると許認可をとるのが大変ですが、設備の利用率が高いために、高品質な電力の供給ができることが魅力です。
RSアセットマネジメント株式会社では、候補地の選定や実地設計を検討しています。

地熱発電

あまり聞きなれないかもしれませんが、地熱エネルギーを活用した発電の方法を地熱発電と呼びます。
地熱発電は、時間帯を問わず長時間安定して発電することができるのがメリットです。
日本では、東北・九州で地熱発電が展開されていますが、地熱発電を実現させるための障害が多いことがデメリットです。
RSアセットマネジメント株式会社では、短い期間でリスクやコストを抑えたバイナリー発電の実現を目指しています。

 

RSアセットマネジメント株式会社の実績

RSアセットマネジメント株式会社では、全国各地に数多くの再生可能エネルギーを導入実績があります。
その中でも2018年・2019年に完工された設備をピックアップしてご紹介していきます。

・福島郡山
面積:約41,000㎡
出力規模:1.5MW
完工日:2018年2月

・三重津
面積:約36,500㎡
出力規模:2.5MW
完工日:2018年2月

・愛知美浜
面積:約16,500㎡
出力規模:0.8MW
完工日:2018年2月

・長野旧塩尻
面積:約58,000㎡
出力規模:2.2MW
完工日:2018年3月

・茨城上太田
面積:約34,000㎡
出力規模:2.4MW
完工日:2018年3月

・山口下関第一
面積:約62,000㎡
出力規模:3.0MW
完工日:2018年3月

・山口下関第二
面積:約25,000㎡
出力規模:1.2MW
完工日:2018年3月

・千葉木原
面積:約45,000㎡
出力規模:1.1MW
完工日:2018年8月

・岡山平山
面積:約20,000㎡
出力規模:1.1MW
完工日:2018年9月

・茨城冥賀
面積:約44,000㎡
出力規模:1.5MW
完工日:2018年11月

・北海道日高
面積:46,000㎡
出力規模:2.7MW
完工日:2019年1月

・和歌山串本
面積:34,000㎡
出力規模:2.7MW
完工日:2019年3月

・熊本阿蘇
面積:約25,000㎡
出力規模:1.2MW
完工日:2019年3月

・兵庫県豊岡市
面積:約21,000㎡
出力規模:1.5MW
完工日:2019年5月

・岩手一関
面積:約307,000㎡
出力規模:12.0MW
完工日:2019年8月

・奈良中畑第一
面積:約48,000㎡
出力規模:3.0MW
完工日:2019年9月

・奈良中畑第二
面積:約16,500㎡
出力規模:1.1MW
完工日:2019年10月

・茨城国木原
面積:約362,500㎡
出力規模:16.0MW
完工日:2019年12月

・広島安芸高田
面積:約27,500㎡
出力規模:1.7MW
完工日:2019年12月

・長崎佐世保
面積:約62,500㎡
出力規模:2.1MW
完工日:2019年12月

2018年・2019年の2年間だけでも全国に20ヶ所の太陽光発電施設が作られたことが分かりました。
また、現在導入準備を進めている案件もいくつか見受けられます。
バイオマス発電や風力発電による実績はまだありませんでしたが、今後は他の電力による導入案件も増えていくことが考えられるでしょう。

太陽光発電のメリットとデメリット

RSアセットマネジメントが多く取り扱っている太陽光発電ですが、導入実績が多いということはどのようなメリットがあるのでしょう?
また、太陽光発電においてデメリットは存在するのでしょうか?
太陽光発電のメリット・デメリットをまとめてみたので、これから太陽光発電投資を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

太陽光発電のメリット

 

投資として活用ができる

10kW未満の住宅用太陽光発電の場合は余剰電力を買い取ってもらうことができ、10kW以上の産業用・事業用太陽光発電の場合は余剰電力もしくは全ての電力を買い取ってもらうことができます。
不動産投資だと、空室リスクや初期投資のリスクなど様々なリスクを負う覚悟でスタートしなければいけません。
しかし太陽光発電投資の場合は、不動産投資よりも少ない初期投資でスタートすることができ、固定価格買取制度を活用すれば安定した収益を見込めます。
ソーラーパネルの大きさなどによっても初期費用は変わってきますが、長期間にわたって安定した収益を得たいのであれば、太陽光発電投資は非常に魅力的です。

 

電気代を安くできる

太陽光発電で発電した電力は家庭で使用できます。
そのため、自宅の電気代を節約できるのです。
さらに、夜は電力が安くなるプランを活用したり、畜電池と上手に組み合わせたりすることによって、家計に優しくなるようなエネルギーマネジメントが可能になります。
法人施設で導入されるケースが増えている自家消費型太陽光発電でも同じことが言えます。
もしも不足してしまう場合は、単価の安い新電力から電力を供給してもらうことができれば、ダブルで電気代の節約ができるでしょう。

 

環境の保全に貢献できる

太陽光発電は、環境に優しい再生可能エネルギーを活用した発電方法です。
投資や節約という側面でももちろん役に立ちますが、環境の保全にも貢献できるものです。
環境の保全は、CSR(企業の社会責任)として問われることも増えてきました。
そのため、事業の中に太陽光発電を導入することによって、社員の意識も変化させることができるでしょう。
それだけではなく、環境(Environment)や社会(Social)、企業統治(Governance)に力を入れている企業に対して投資をするESG投資も注目され始めています。
日本ではまだまだESG投資という考え方はされていませんが、今後広まっていくのではないかと考えられます。
そのようなことを踏まえて考えてみると、太陽光発電投資には将来性があると言えるのです。

 

災害時や停電時に電気を使うことができる

太陽光発電は、災害時に電気を利用できるというメリットもあります。
東日本大震災をきっかけに、多くの方が電気の使い方を見直すようになりました。
そして、家庭やオフィス、工場などに太陽光発電をするためのソーラーパネルを設置するというケースが多くなっていったのです。
パワーコンディショナにコンセントがついているタイプであれば、緊急時にスマホの重電もできます。
災害や停電は予測することができないため、そのリスクに備えられるという点においても太陽光発電は魅力的だと言えるでしょう。

 

太陽光発電のデメリット

 

設置するための費用が高額

太陽光発電投資を行うためには、ソーラーパネルや蓄電器などの設備を設置する必要があります。
安定した収益が得られるとしても、設置するときの費用がネックだと感じる方は少なくありません。
設置する面積や環境によって、ソーラーパネルの種類や架台の種類も変わります。
そのため、一概にどのくらいの費用がかかるとは言い切れませんが、初期投資にお金がかかってしまうことはデメリットの1つだと言えるでしょう。

 

売電価格が下がっている

太陽光発電で発電した電力は売電することができますが、売電価格は少しずつ下がっているのです。
2009年の売電価格は10kW未満の住宅用太陽光発電設備だと48円/kWhでした。
固定価格買取制度が始まった2012年の売電価格は42円/kWhまでさがりました。
2016年には、出力抑制があるかないかによって売電価格に差が出るようになってしまったのです。
そして、2019年の売電価格は10kW未満の住宅用太陽光発電設備だと24円/kWhまで下がっています。
この価格は、出力制御対応機器の設置義務がない場合の価格ではありますが、大きく下がっているということに間違いはありません。
産業用・事業用の太陽光発電設備で発電された電力の売電価格は、これよりもさらに下がってしまうと見込まれています。

 

メンテナンスに費用がかかってしまう

太陽光発電はメンテナンス費用がかからないと思われがちですが、草刈りや掃除、パワーコンディショナの交換などのメンテナンスが必要になります。
地面に設置するタイプであれば、雑草が伸びてパネルに影がかかってしまうと発電量が少なくなってしまいます。
そのため、草刈りをしてしっかりと太陽光がソーラーパネルに当たるようにしておかなければいけないのです。
また、太陽光発電をしている方が経験したトラブルの中でもっとも多いのは、パワーコンディショナの故障となっています。
初期不良であればメーカーの保証を受けることができますが、経年劣化や災害による故障は補償の対象になりません。
交換するためにはおよそ20万円の費用がかかるということを覚えておきましょう。

 

今回は、RSアセットマネジメントの実績などをご紹介してきました。
全国各地に太陽光発電の導入実績があることが分かっています。
特に、関東地方では多くの導入実績があったため、今後も関東地方を中心に様々な発電方法による導入が考えられるでしょう。

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